G大阪の来季監督にクルピ氏 近日中に最終合意へ

J1G大阪の来季監督としてブラジル人のレビー・クルピ氏(64)の就任が決定的であることが30日、わかった。梶居勝志強化部長(54)が交渉中であることを認め、近日中に最終合意するためにブラジルに渡る予定。2年連続無冠に終わった西の雄は、かつてC大阪を率いた指揮官に再建を託す。

ガンバはかつてライバルを率いた将に再建を託すことにした。C大阪を通算7年率いたクルピ氏に次期監督の白羽の矢を立て、超攻撃的サッカーの再構築を目指す。

梶居強化部長が「絞って交渉しています。攻撃的なスタイルにたけているし、若手を試合に使いながら育てられる。そういうところを評価しています」と話した。

J2に降格した2013年に就任した長谷川監督のもとで守備の改革に成功。4つのタイトルを獲得したが、かつてのような攻撃サッカーに舵を切るために監督交代を決断した。MF香川や乾を登用してC大阪を押し上げたクルピ氏を招へいすることを決めた。

年俸は推定1億円。梶居強化部長は「まだ決まっていないし、何が起こるかわからない」としながらも「細部をつめていかないといけないので」と交渉が最終段階であることを認めた。近日中にブラジルに渡って契約をまとめ、12月2日にシーズンが終われば、すぐに“クルピ・ガンバ”が誕生する。

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