G大阪、最悪12試合連続勝ちなし…長谷川監督に大ブーイング

◇明治安田生命J1リーグ・第33節 G大阪0―1札幌(2017年11月26日 吹田S)

G大阪はホームで札幌に0―1で敗れ、今季限りで退任する長谷川監督のホーム最終戦を飾れなかった。試合後のセレモニーでは大ブーイング。かみ締めるように厳しい言葉に耳を傾けた指揮官は「私の指導力のなさ。快く5年間に幕を閉じれる。こういうブーイングを声援に変えて、来年はタイトルを取って欲しい。良い潮時だったと思う。思い残すことはない」と話した。

退任を発表した9月7日以降は大失速。クラブワースト記録を更新する公式戦12試合連続勝利なしを始め、この日の札幌戦で11年を超えるクラブワースト19試合連続失点、95年を超えるクラブワーストリーグ9試合連続勝ち星なしとなった。元日本代表MF遠藤は「監督退任の発表は関係ない。単に自分たちの力不足。言い訳できる要素ではない」と話したが、チームとしての一体感を失った。

来季はレヴィー・クルピ監督の就任が内定済み。数々の屈辱にまみれた17年シーズンを糧に、もう一度チームを作り直すしかない。

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