【山形】DF菅沼流出危機 古巣G大阪からオファー…今季チーム最多40試合出場

今季11位だったJ2モンテディオ山形のDF菅沼駿哉(27)が、古巣のJ1ガンバ大阪から獲得オファーを受けていることが28日、明らかになった。

同選手はG大阪ユース出身で、2009年にトップチーム昇格。11年夏にはJ2熊本へ期限付き移籍し、リーグ戦初出場を果たした。その後は磐田、京都を経て、17年に山形へ完全移籍した。

今季、山形ではセンターバック(CB)を務め、チーム最多の40試合に出場。そのうち39試合にフル出場で、出場時間も3577分とチームトップ。守備の要として貢献した。堅実なディフェンスと、ビルドアップする力を備える。

オファーを出したG大阪は今季、残り1試合の時点で勝ち点42のJ110位。CBは、5月に日本代表に初選出された三浦弦太(22)、ファビオ(28)を主に、元日本代表の今野泰幸(34)らも務めている。

菅沼は28日、山形・天童市での練習に参加。今季の自身のパフォーマンスについて「40試合出場についてはこだわっていなかったけど、相手の分析や日々のコンディショニングを心掛けた」などと話したが、自身の去就については言及しなかった。もしG大阪復帰となれば、8シーズンぶりとなる。残留か、移籍か―。決断が注目される。

◆菅沼 駿哉(すがぬま・しゅんや)1990年5月17日、大阪府生まれ。27歳。ガンバ大阪ジュニアユース、同ユースを経て、2009年にトップチーム昇格。11年8月にJ2ロアッソ熊本へ期限付き移籍し、Jリーグ初出場。12年にJ1磐田へ期限付き移籍し、13年に完全移籍。15年にJ2京都、17年はJ2山形へ完全移籍。J1リーグ戦37試合出場、2得点。J2リーグ戦147試合出場、2得点。182センチ、78キロ。利き足は右。

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