【G大阪】井手口「勝ちたかったけど、攻め手がない。今日もあかんかった」

◆明治安田生命J1リーグ第34節 F東京0―0G大阪(2日・味の素スタジアム)

G大阪は、シュートがわずか2本に終わり、8年ぶりの3試合連続無得点となった。リーグ戦10試合連続未勝利、公式戦13試合連続未勝利のクラブワースト記録を更新した。

9月に長谷川健太監督(52)が今季限りで退任することが発表されてからは一度も勝てず、10位でシーズンを終えた。日本代表MF井手口陽介(21)は「監督とフジさん(GK藤ケ谷)が最後なので勝ちたかったけど、攻め手がない。今日もあかんかった」と首をひねった。

前半戦終了時点では勝ち点32の4位だったが、後半戦は2勝5分け10敗と急失速。年間順位が2ケタに低迷したのは、17位でJ2に降格した2012年以来8度目。C大阪と神戸の関西勢より下位に甘んじたのは、1999年、2012年に続いて3度目の屈辱となった。

G大阪で最後の指揮を執った長谷川監督は「最後は勝って終わりたかった。彼らと戦ったことは誇りに思う。人生で忘れられない5年間になった」と、会見場を出る時は拍手で送られた。

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