G大阪来季監督にクルピ氏就任を発表 元C大阪監督、攻撃サッカーに定評

J1G大阪は3日、来季の新監督に元C大阪監督のレビー・クルピ氏(64)と合意に至り、契約を締結したと発表した。来年1月18日に来阪、同20日に就任会見を行う予定。

G大阪は9月に5年間指揮を執った長谷川健太監督が今季限りで退任することを発表。後任監督については日本での指揮経験を持つブラジル人監督を基本線に人選を進め、10月上旬にはクルピ氏に一本化して交渉を行っていた。

攻撃サッカーに定評のあるクルピ氏は日本で過去3度C大阪を率い、07年には当時18歳でボランチだった香川(ドルトムント)の才能を見いだし攻撃的MFにコンバートするなど若手育成にも手腕を発揮。10年にはクラブ史上最高の3位に導き、11年にはクラブ初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場も果たした。今季はブラジル1部サントスで監督を務めていたが10月に成績不振で解任されていた。

14年に長谷川体制で3冠を達成したG大阪だったが、今季は2年連続の無冠に終わった。リーグ戦10位はJ2降格が決まった13年の17位以来4季ぶりの2桁順位。新たな指揮官に再建を託すことになった。

また、C大阪時代にクルピ氏の右腕としてヘッドコーチを務めたマテル氏も入閣する方向で調整が進んでいる。

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