G大阪・クルピ新監督、古巣にも容赦なし!昨季2冠「セレッソ倒す」

J1G大阪は20日、本拠地のパナソニックスタジアム吹田で新体制発表記者会見を行った。レビー・クルピ新監督(64)は早速、古巣C大阪の打倒を宣言。クラブはスローガンに「奪還」を掲げ、ブラジルの名伯楽の元で復権を期す。

かつて愛した隣のクラブにも、容赦はない。始動したクルピ監督が早速、大阪ダービーへの思いを吐露。2年連続無冠からの再起を目指す常勝軍団の復権を誓った。

「ダービーを楽しみにしているのは、みんなだと思う。2つのビッグクラブがいろんな思いを背負って戦う。セレッソ大阪というライバルを、みんなで倒す。これは今から楽しみにしていることでもあります」

クラブはスローガンに「奪還」を掲げた。タイトル獲得のため、2冠を達成したC大阪の打倒は必要不可欠。昨季はリーグで1勝1分だったが、ルヴァン杯準決勝で1分1敗と敗退させられただけに、リベンジがかかる。G大阪の昨季の試合はチェックしており「いい選手がそろっている。タイトル争いができるチーム」と実感。あとは自らの手腕を発揮するだけだ。

一時代を築いたC大阪ではMF香川(ドルトムント)を見いだすなど、若手を重用したイメージが強いが「私は決して若い選手を起用するのが好きなわけではない。本当に、偶然だった」と話し、「年齢は関係ない。大事なのはクオリティー。しっかりと私の目で見極めたい」と強調した。MF遠藤、今野というベテランの起用にも注目が集まるが、すべて白紙。22日から始まる沖縄キャンプからレギュラー選びを始める。

「いいチームはしっかり守り、しっかり攻めることができる。ただし、優勝するチームは最後まで攻め抜くチーム。これを選手にも伝えました。そういうチームを作っていきたい」

攻撃型に作り上げることも宣言。再び栄光をつかむべく、クルピ・ガンバがスタートした。

リンク元

Share Button