【G大阪】17歳、18歳ルーキーがJ1デビュー! 20歳市丸もフル出場と若手が躍動

明治安田生命J1リーグ第1節 G大阪2ー3名古屋 (パナソニックスタジアム吹田、24日)

開幕戦で名古屋に競り負けたG大阪で、ルーキー2人がJ1デビューを飾った。先発でピッチに立ったのは、東福岡高から新加入のMF福田湧矢(18)。高校時代はトップ下が主戦場だったが、この日は日本代表MF今野が右足首痛で欠場した穴を埋める代役として、ボランチで出場した。守備の仕事に重きを置きつつ、相手のプレッシャーにも動じずボールをさばき「ミスは少なくやれたんですけど、決定的なパスを出すという場面は少なかったです。緊張はしませんでした」と冷静に振り返った。

1―2と1点を追う後半24分には、三菱養和ユースから飛び級で加入したFW中村敬斗(17)が出場。右MFに入ると積極的な仕掛けを披露し、同33分にはDFをかわして右足で強烈なミドルシュートを放った。惜しくもゴール左に外れたが、同34分にはワンツーでDF呉のクロスを引き出し、得点の起点に。「シュートは打てたし、少しはゴールに絡めたのはよかった。次の鹿島戦に備えます」とうなずき、大器の片りんを感じさせた。

また東京五輪世代のMF市丸瑞希(20)もフル出場。持ち味の縦パスを生かして攻撃にアクセントをつけたが「楽しんではできましたけど、結果が出なかったことは残念です」と悔しがった。プロ3年目の市丸はJ1での2試合目。敗れはしたが、次世代を担う若手たちが、その可能性を感じさせた開幕戦となった。

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