「これぞヤット!!」 遠藤保仁、二人の間を射抜く“精密弾”に反響「ゴールにパス」

G大阪の38歳ベテランMFが今季第1号でJリーグ21年連続ゴールを達成

 日本代表最多出場数(152試合)を誇るプレーメーカーが熟練の技を見せつけた。ガンバ大阪は24日のJ1リーグ開幕戦で名古屋グランパスを本拠地で迎え撃ち、チームの今季第1号ゴールをマークしたのは38歳のベテランMF遠藤保仁だった。Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは華麗なゴール動画を公開し、「ゴールにパス」「正確!」など称賛の声が上がっている。

レヴィー・クルピ新監督の下でスタートを切ったG大阪は4-2-3-1を採用し、遠藤はトップ下に入った。すると、その起用法が前半13分に早くも実を結ぶ。G大阪の10番を背負う日本代表MF倉田秋が相手をかわして左サイドを突破。そのままペナルティーエリアに侵入し、相手を引き付けながら中央へグラウンダーのパスを送る。そこに走りこんだのが遠藤だった。

ボールを待ち構えてた遠藤は右足のインサイドで丁寧にミート。相手のDF宮原和也、MF小林裕紀が同時にスライディングタックルでブロックに入ったが、遠藤は二人の間を射抜く一撃をニアサイドに流し込んだ。

Jリーグ公式YouTubeチャンネルでゴール動画が公開され、遠藤らしいとも言える精密キックに対して返信欄では「ゴールにパス」「キックが正確!」「これぞヤットさん!!ファーストゴールにふさわしい人が決めた!!」などの声が並んだ。

試合は名古屋の元ブラジル代表FWジョーが1得点1アシストと爆発し、2-3と逆転負けを喫したG大阪だが、Jリーグ21年連続ゴールを決めた頼れるベテランMFは今後も熟練のプレーを見せてくれそうだ。

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