【U―21】追加招集のFW中村敬斗「選んでもらえたのはメッチャうれしいです」

パラグアイ遠征に臨むU―21日本代表に追加招集されたFW中村敬斗(17)=G大阪=が、初参戦となる森保ジャパンで猛アピールを誓った。

G大阪でチームメートであるMF市丸瑞希が負傷のため辞退したことにより、回ってきたチャンス。羽田空港からチームと共に出発した中村は「昨日(18日)の夜に聞いてびっくりしましたけど、選んでもらえたのはメッチャうれしいです。自分のプレーをしてちょっとでもアピールできればと思います」と意気込んだ。

今遠征は21日にU―21チリ、23日に同ベネズエラ、25日に同パラグアイと対戦。森保一監督(49)が「個の力も、チーム力もある相手と戦える。日程的にはタイトだけど、タフな環境の中でチームのレベルアップに生きる経験ができる」と話すように、中1日で南米の“くせ者”たちと絶好の腕試しする機会となる。

今回は東京五輪世代の一番上となる1997年、その1つ下の98年生まれでメンバー編成。だが今回は追加招集ということもあり、ルヴァン杯で得点を挙げるなど成長著しい2000年生まれの中村は例外的に選ばれた。指揮官は「J1をはじめトップチームで試合に出ている。攻撃力はすごいし、自分の特長をこの遠征で出してもらえれば」と期待を寄せた。

中村は昨年10月にインドで行われたU―17W杯に出場し、チームトップの4得点をマーク。その時チームメートだったF東京の16歳FW久保、名古屋DF菅原が、今季は自身と同じくJ1で出場している。「(当時U―17の)森山監督が、00ジャパン(2000年生まれに由来)の成功は、僕たちが今後どう成長するかで決まると話していた。今みんなが試合に出られているのは、00ジャパンの活動があったからだと思います」。森保ジャパン唯一の17歳が、南米の地で存分に力を発揮する。

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