G大阪、ファン・ウィジョが2戦連続2発も敗戦 リーグ15戦未勝利とトンネル抜け出せず

2点ビハインドから一度は同点に追いつくも、D・オリヴェイラに決められて無念の黒星

 J1ガンバ大阪は31日、リーグ第5節でFC東京戦と対戦。敵地味の素スタジアムで2点先行されたなか、韓国代表FWファン・ウィジョの2ゴールで一度は同点に追いついたが、勝ち越しを許して2-3で敗れた。レヴィー・クルピ新体制でリーグ戦1分4敗と開幕からいまだ未勝利と苦しい状況は続いている。

試合序盤でG大阪を重苦しい空気が包んだ。前半2分にMF東慶悟に決められ、同12分には日本代表活動から帰ったばかりのDF森重真人のヘディングシュートを被弾。早々に2点のビハインドを背負うと、前半31分にはDF藤春廣輝が相手選手との接触で足を負傷し、交代を余儀なくされた。同39分、韓国代表FWファン・ウィジョの豪快な一撃も好セーブに遭ったが、前半終了間際にFW井出遥也がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。ファン・ウィジョが冷静に決めて1-2で前半を折り返した。

後半13分、G大阪は途中出場のDF初瀬亮のクロスにファン・ウィジョが頭で合わせ、2戦連続の2ゴールで同点に追いつく。これでチームも勢いに乗るかに見えたが、その6分後に厳しいチェックで潰していたFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラにゴールをこじ開けられ、再びリードを許す展開に。反撃も及ばず2-3と敗れた。

G大阪はルヴァンカップ浦和レッズ戦(4-1)で公式戦初勝利を手にしたものの、リーグ戦に限れば昨季の第25節以降、15試合未勝利と約7カ月も白星から遠ざかっている。

今季はJ2に初降格した2012年以来、クラブ史上二度目のリーグ開幕3連敗を喫するなど苦戦を強いられおり、クルピ新体制の長いトンネルに迷い込んでいる。

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