未勝利続く最下位G大阪、鬼門味スタ、課題の立ち上がりにまた失点…クルピ監督「集中力の欠如」

[3.31 J1第5節 FC東京3-2G大阪 味スタ]

ガンバ大阪が2-3でFC東京に競り負け、開幕からの未勝利は5戦、昨年夏から続くリーグ戦の未勝利は15戦に伸びた。

浮上のきっかけが見いだせない。緊急補強したMFマテウスを先発起用するなど、テコ入れを図ったG大阪だったが、開始2分と12分に連続失点。FWファン・ウィジョの2ゴールによって一旦は追いついたが、後半19分に決勝弾を浴びてしまった。

鬼門・味スタ。G大阪はこれで味の素スタジアムで2勝4分10敗。2勝は2001年第1ステージ第14節と2002年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)準々決勝で、国立開催の2試合を含め、G大阪はFC東京対アウェー戦は16戦(リーグ戦は15戦)、16年もの間勝ちがないことになる。

昨年までG大阪の指揮官だった長谷川健太監督は今季よりFC東京を指揮。「5年間指揮しましたし、(CBコンビの三浦)弦太もファビオも特長を知っていますので」とスピードスターのFW永井謙佑を先発起用。その永井に先制点のお膳立てを許すなど、采配も決められてしまった。

立ち上がりの連続失点。開幕1分4敗と歯車の噛み合わないG大阪だが、3試合連続で立ち上がり10分までに失点。明確な課題の一つになっている。試合後、レヴィー・クルピ監督も「集中力がなかったことが立ち上がりの問題。セットプレーは試合の中で一番集中力を求められるプレー。そのセットプレーでのクロスを防げなかったのは集中力の欠如だったと思う」とため息交じりに話すしかなかった。

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