長沢がルヴァン杯タイ記録の4発!リーグ未勝利最下位がウソのよう…G大阪が名古屋に圧勝

[4.4 ルヴァン杯第3節 名古屋1-4G大阪 パロ瑞穂]

リーグ戦の不振がウソのような快勝劇だ。グループCを戦うガンバ大阪が敵地で名古屋グランパスに4-1で圧勝。FW長沢駿がルヴァン杯では1試合最多得点記録タイとなる4得点を前半だけで決めた。

先制点が決まったのは前半5分、MF倉田秋のミドルシュートはGK武田洋平に防がれたが、こぼれ球にいち早く反応した長沢が押し込む。さらに同16分には倉田とDF初瀬亮で左サイドを崩すと、初瀬のクロスが長沢の頭にピタリ。リードが2点に広がる。

もう止まらないG大阪。前半29分には今度は右サイドからFWファン・ウィジョがクロスを送ると、長沢が頭で合わせてハットトリックを達成。そして同41分にはMF遠藤保仁のスルーパスに反応した倉田の折り返しを長沢が押し込む。ルヴァン杯での1試合4得点は、2006年6月3日、当時浦和のFWワシントンが川崎Fとの準々決勝第1戦で記録した数字に並んだ。

若手主体のメンバーながら、ここまで連敗を喫しているだけに勝ちたい名古屋は、早めの交代策でベンチスタートだった主力を投入。後半開始からはFWジョーを送り込む。しかし後半8分の決定機、ジョーの折り返しにFW押谷祐樹が反応するが、無人のゴールに押し込むだけという場面も左に外してしまった。

余裕のあるG大阪は後半に入ると遠藤やファン・ウィジョといった主力を下げる。後半15分からは2年前に名古屋を契約満了となったMF森勇人が送り込まれると、スタンドからも拍手が起こった。

後半44分にMF青木亮太にゴールが生まれてようやく名古屋が1点を返したが反撃もここまで。G大阪はリーグ戦は未勝利で最下位に沈んでいるが、ルヴァン杯は2連勝となった。一方の名古屋はルヴァン杯は3連敗。公式戦4連敗で6戦未勝利となった。

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