【G大阪】最下位脱出の起爆剤となるか。堂安と同期の19歳MF食野、神戸戦でプロ初先発も

G大阪MF食野(めしの)亮太郎(19)が、8日の神戸戦(パナスタ)でJ1デビューする可能性が浮上した。7日、チームは大阪・吹田市内で前日練習を行い、神戸戦へ向け調整。突破力と得点力が武器の食野は、今季J3を戦うG大阪U―23で4ゴールとアピールし、神戸戦で今季初めてベンチ入りする。「試合に出たら、自分の特徴を生かして精いっぱいやりたい。ここで爪痕を残してやる、という気持ち」とうなずいた。

J3では2種登録の16年に13試合1ゴール、トップ昇格した17年に20試合3ゴールと経験を積んできた食野。しかしここまで、トップチームでのチャンスには恵まれてこなかった。G大阪ユース時代の同期は、オランダ1部・フローニンヘンへでプレーするMF堂安律(19)。現在でも連絡は取り合っており「律はもっと高いレベルでやっている。いい刺激はもらっています」。J1で結果を残し、海外へと移籍していった元チームメートの活躍を刺激に、J1デビューへ向けて自らを磨き続けてきた。

チームはここまでJ1で1分け4敗と未勝利で、最下位と低迷。苦しいチーム状況にも「J1でもやれる自信はあります。どんどん仕掛けて、点を取りにいきたい」と物おじする様子はなかった食野。今季、G大阪ではすでにMF福田、FW中村、MF森がJ1デビュー。食野が4人目のJ1デビューを飾り、レヴィー・クルピ監督(65)の期待に応えてチームの起爆剤になれるかどうか。待ち焦がれたJ1デビューに意気込む19歳が、“阪神ダービー”の注目ポイントだ。

リンク元

Share Button