G大阪監督、初勝利へ「恋愛のような」理解が必要

J1でクラブワーストタイの開幕から6戦勝ちなしと苦しむガンバ大阪のレビークルピ監督(65)が、初勝利へ「安定感」をキーワードに掲げた。

10日は大阪・吹田市内で、11日のホーム・ジュビロ磐田戦に向けて非公開練習。今季就任した指揮官は、1分け5敗の現状を「安定感が今はない。チームのベースを維持して戦うことが大切。僕の目指すサッカーをしっかりと伝えて、理解してもらうことが大切。恋愛のようなもので、まだ結婚までいっていない。付き合っている段階」と独特な言い回しで表現した。

前節の8日神戸戦は、後半ロスタイムの失点で0-1と敗戦。日本代表GK東口順昭(31)は「監督が目指しているサッカーは分かっている。その中で試合が進んでいくにつれてバランスが崩れた時に、応用が追いつかなくて失点してしまっている」と分析する。細かい部分の共通理解を徐々に深めながら、チームは成長している段階だ。

とはいえ、結果が欲しいのも事実。元日本代表MF遠藤保仁(38)は「キャンプの最初のころよりは徐々に理解している」と指揮官の意向をくみ取った上で「(リーグは)だんご状態で大きな力の差はない。今は我慢の時期。早い段階で上との差を縮めていきたい」と前を向いた。

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