【G大阪】17試合ぶりリーグ戦勝利 昨年8月26日以来で今季初白星は遠藤アシスト
◆明治安田生命J1リーグ第7節 G大阪2―0磐田(11日・パナソニックスタジアム吹田)
G大阪が今季7戦目で初勝利を挙げた。前半4分、元日本代表MF遠藤のコーナーキックをDFファビオが頭で合わせて先制。後半41分には元日本代表MF藤本のパスに抜け出したFW黄義助が追加点を奪い突き放した。
チームは昨季8月26日の鳥栖戦以来、リーグ戦では17試合ぶりの勝利。今季から就任したレヴィー・クルピ監督は、G大阪でのリーグ戦初勝利となった。ホームでの勝利は、昨年7月29日のC大阪戦以来で、ようやく長いトンネルを抜け出した。17位の長崎が勝利したため最下位脱出はならなかったが、チームにとっては大きな白星となった。
G大阪は前半4分の右CKで元日本代表MF遠藤がニアサイドに蹴り込むと、DFファビオは頭で角度を変えてゴールネットを揺らした。
その後も前節でJ1初先発した19歳MF食野は前半だけの出場となったが積極的なプレーで好機を演出した。
後半に入り、日本代表GK東口が相次ぐビッグセーブでピンチを切り抜けた。後半19分から投入された17歳MF中村は、自ら突破してシュートする積極的な姿勢を見せた。
そして後半41分、カウンターからFW黄義助が持ち込むと、遠目から強烈なシュートで決定的な2点目を入れて逃げ切った。
次節は最下位脱出をかけて、17位の長崎と敵地で対戦する。