G大阪 倉田&高宇洋の新コンビが陰の立役者「2人で守備を全部やる気持ちで」

◇明治安田生命J1第4節 G大阪1―0川崎F(2019年3月17日 等々力)

G大阪は日本代表DF三浦弦太(24)が決勝弾。同GK東口順昭(32)は15本のシュートをことごとくセーブして今季初のクリーンシートを成し遂げた。王者・川崎F撃破の“主役”は森保ジャパンの面々だったが、それを演出したのが新しいボランチコンビだ。

MF倉田秋(30)とMF高宇洋(20)。13日のルヴァン杯1次リーグ・松本戦から結成されてまだ2試合目だが、運動量豊富な2人が中盤で走り回ることで川崎Fの自由を制限した。

「アデ(アデミウソン)筆頭に全員が戦っていた。そのおかげで俺らが(パスコースを)制限できた。ただ試合前に(高と)2人で話して“核になろう”と。守備を2人で全部やるくらいの気持ちだった」とは両チームトップの12キロ189メートルを計測した倉田。高も「難しい時間もあったけど勝ち切れて良かった」と元日本代表MF家長らに粘り強い守備で食らいついた。

リーグ開幕後は2勝2敗と一進一退。ただ怒濤の9連勝でJ1残留を果たした昨シーズン、始まりは9月1日の川崎F戦勝利からだった。倉田は「川崎F戦後に代表ウイークに入るのも同じだし、昨年同様の勢いが付けば」と今後の上昇気流に期待した。

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