【G大阪】宮本監督が遠藤ベンチスタートの理由を説明「2トップを生かす狙いが…」

◆明治安田生命J1リーグ第9節 仙台2―1G大阪(28日、ユアテックスタジアム仙台)

G大阪の宮本恒靖監督(42)が、リーグ戦で今季初めて元日本代表MF遠藤保仁(39)を先発から外した理由を明かした。「ゲームプランとしてはアウェーで守備から入る中で、2トップを生かす狙いがあった。ヤット(遠藤)とはコミュニケーションを取った上で、勝負どころの後半、リズムを代えたいときに(起用する)と考え、2トップでスタートすることを選択しました」。元々はボランチが本職の遠藤だが、今季はトップ下で持ち味を発揮する試合が多かった。しかしこの試合はまず守備を優先し、攻撃は2トップの推進力を生かしたカウンターを狙う中で、4―4―2を採用。トップ下のポジションがなくなり、遠藤はベンチスタートとなった。

そして1―1の後半34分、宮本監督はFWアデミウソンに代えて遠藤を投入。フォーメーションも4―2―3―1として遠藤をトップ下に置き、攻撃の圧力を強めようとした。しかしゴールをこじ開けられずに迎えた後半ロスタイム。左サイドを破られ、最後は仙台FW長沢に決勝ゴールを許した。遠藤は「相手の方が上回っていました」とだけコメントし、多くは語らなかった。

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