低迷脱出へ光…G大阪の宮本監督「これがないとリーグは戦っていけない」

[5.18 J1第12節 G大阪 1-0 C大阪 パナスタ]

暫定18位のガンバ大阪は18日、J1第12節でホームに同11位セレッソ大阪を迎え、1-0で勝利した。宮本恒靖監督は試合後のフラッシュインタビューで、チームの戦いに手応えを示している。

7試合未勝利中(2分5敗)だったG大阪は、J1デビューとなるルーキーDF高尾瑠(22)、プロ2年目DF福田湧矢(20)、プロ3年目MF高江麗央(20)の若手3選手をスタメンに抜擢し、今季初めて3-3-2-2の布陣でスタート。宮本監督は「本当に情けないパフォーマンス」だったという前節・鳥栖戦(1-3)からの立て直しを目指し、大胆な采配に打って出た。

後半10分に高尾と高江が絡んだ崩しからMF倉田秋のゴールで先制すると、終盤にはベンチスタートだったベテランのMF今野泰幸やMF遠藤保仁を投入。最後までチーム全体で体を張ってリードを守り抜き、総力戦で約2か月ぶりの白星をつかんだ。

サポーターに今季ホーム初勝利を届け、残留圏内の14位に浮上。宮本監督はインタビューの冒頭で「本当に選手がよく走っていましたし、戦っていたと思います」とチームを称え、「ちょっと苦しい流れになりましたけど、なんとか耐え切って。追加点を取れていればと思いますけど」と試合を振り返っている。

そして「今日のような気持ちがないと、このリーグは戦っていけない」と実感を込めて語り、今後に向けて「最後の攻撃の質であったり、チームの良かったところを残しながら次も戦っていきたいと思います」とコメントした。次節は25日に開催され、G大阪は敵地で札幌と対戦する。

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