G大阪遠藤「フィールド上で証明」先発奪還へ決意

ガンバ大阪は28日、大阪府吹田市内で練習を公開した。雨が降りしきり、肌寒い中、約1時間半、宮本恒靖監督(42)の指示のもと、実戦形式の練習を中心に行った。

現在チームはリーグ16位と低迷。18日のセレッソ大阪との「大阪ダービー」を制し、浮上のきっかけをつかんだものの、依然としてJ2降格圏の17位清水エスパルスとは勝ち点で並んでいる。17位でJ2に降格した12年シーズンが頭をよぎる。

次節鹿島アントラーズ戦(6月1日、パナスタ)に勝利し、ぜひとも勝ち点3が欲しいところだ。

MF倉田秋(30)は、前節無得点で引き分けた札幌戦についての課題について、ミーティングで話し合ったことを明かし、「(札幌戦は)攻撃が単調になっていた。(最近の試合は)点が取れていない。もっと工夫が必要」と指摘した。

次節鹿島戦は「鹿島は全てのポジションにいい選手がいる。厳しい戦いになるが、勝てれば自信になる。しっかり戦いたい」とコメントした。

MF遠藤保仁(39)は鹿島を「どのように崩していくか」が大事なポイントだという。「単純なミスを減らして(鹿島の)狙いを外す。状況に合ったプレーをしたい」。

札幌戦では出場機会に恵まれなかったが、コンディションは悪くないという。「どの年代の時でも試合に出たい(という気持ちは変わらない)。フィールド上で証明して、レギュラーを奪い返していく。サッカー選手として当たり前」と、遠藤らしく、ひょうひょうとした語り口で話した。

18日の大阪ダービーでC大阪に勝利したことで勢いがついたと思われたが、2連勝はできなかった。主将のDF三浦弦太(24)は、「ちゃんと勢いに乗るために勝つことが大事」と勝利を誓った。

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