【U―20W杯】中村、ゴールラッシュの宮代&田川から刺激「自分も点を取りたい」

【ビドゴシチ(ポーランド)28日=星野浩司】U―20W杯に出場中のU―20日本代表は29日、1次リーグ最終戦でイタリアと対戦する。今大会初先発の可能性が高いFW中村敬斗(18)=G大阪=がゴールを誓った。

26日のメキシコ戦(3〇0)で宮代が2得点、田川が1得点とゴールラッシュ。好調なFW陣から刺激を受け「自分もそろそろ得点を取りたい。限られた時間の中で結果を出すのが大事なので、チャンスがあれば決めたい」と力を込めた。

メキシコ戦は後半31分から途中出場。宮代の3点目の起点となり、得意のドリブルでも積極的に仕掛けてゴールに迫った。次戦にむけて「メキシコ戦のようなパフォーマンスを発揮したい。あまり気負いすぎずにガンバでやってきてることを出したい」と力を込めた。

イタリアの守備について「5バックで5―3―2のような感じでやってきて、守備が強い印象がある」と分析する。28日の練習ではFW宮代が疲労を考慮して別メニュー調整。中村はエクアドル戦は左MF、メキシコ戦は右MFで出場しており、前線の複数ポジションで起用される可能性があるが「両サイドハーフ、FWとどこで使われても大丈夫です」と言い切った。

第2戦を終えて1勝1分けの勝ち点4でB組2位。引き分けでも2位で決勝トーナメント進出が決まるが、勝って1位突破すれば対戦相手、移動面でも有利となるだけに「試合をやる以上、勝ちを狙いにいかないことはない。試合の流れによって引き分けの方がいいとなることもあるので、戦い方の問題だと思う」と冷静に語った。

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