【J1展望】松本×G大阪|エクアドル戦の悔しさ晴らすべく快足アタッカーが強行出場も?

松本――怪我人が増えてさらに台所事情が苦しく…

J1リーグ17節
松本山雅FC - ガンバ大阪
6月29日(土)/18:00/サンプロアルウィン

松本山雅FC
今季成績(16節終了時):16位 勝点16 4勝4分8敗 8得点・19失点

【最新チーム事情】
前田大然コパ・アメリカ遠征から戻って合流。
●離脱者がさらに増えて台所事情が苦しく。
●前節は横浜対策として3−3−2−2を採用。

【担当記者の視点】
前半戦最後の試合で勝点3を取れるかどうかは、松本にとって大きな分岐点となる。前節は3−3−2−2に組み替えて機能したが、今節は再び慣れ親しんだ3−4−2−1に戻すと予想。前田大然はブラジルから帰国直後だが、エクアドル戦での悔しさを晴らすためにも強行出場する可能性は十分にある。

最前線は永井龍が出場回避の見込み。レアンドロ・ペレイラを起用してチーム全体が守備のアグレッシブさを失うよりは、高崎寛之を抜擢した方がより松本らしさを出せそうだ。最終ラインも今井智基とエドゥアルドが痛みを押しての出場になりそう。満身創痍の逆境だが、どうにかこらえて4試合ぶりの白星を掴みたい。

G大阪――11試合連続複数得点なし。そろそろ攻撃陣が爆発を。

J1リーグ17節
松本山雅FC - ガンバ大阪
6月29日(土)/18:00/サンプロ アルウィン

ガンバ大阪
今季成績(16節終了時):14位 勝点17 4勝5分7敗 18得点・23失点

【最新チーム事情】
●ルヴァンカップ・プレーオフの長崎戦・第2戦は0-2で敗れたものの、2戦合計スコア4-3で勝利。6大会連続で8強入りを果たした。
●長崎戦では左鎖骨骨折で離脱していたDF藤春が2か月ぶりに復帰。
●FW宇佐美がデュッセルドルフから3年ぶりの古巣復帰を決めた。

【担当記者の視点】
公式戦通算3勝3分で松本には一度も負けていないが、アウェーでは未勝利。今回も簡単な試合にはならないだろうが、そろそろ攻撃陣の爆発に期待したい。

前節・湘南戦は食野亮太郎がロスタイムに劇的弾を決め、直近5試合負けなしで14位まで順位を上げた。一方、リーグ戦では11試合連続複数得点なし。守備は安定しているとはいえ、もう少し楽な展開を作れなければ夏場は苦しい。特に極度の得点力不足に悩む韓国代表FWファン・ウィジョの起用法をどうするか。2トップの組み合わせに注目が集まる。

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