G大阪 今季初の2連勝 結果が欲しかった2人が躍動

◇明治安田生命J1第17節  G大阪 3―1 松本(2019年6月29日 サンアル)

結果が欲しかった2人だった。G大阪は今季初の2連勝、そしてリーグ12試合ぶりの複数得点の口火を切ったのは、韓国代表FW黄義助(26)とU―20日本代表MF中村敬斗(18)のコンビネーションだった。

0―0の前半26分、こぼれ球を左サイドで拾った中村がDF2人の間から絶妙なクロスを供給。そのボールを胸で収めた黄義助が豪快な右足ボレーで叩き込んだ。黄義助は3月30日・神戸戦以来の得点を挙げると、後半37分にもダメ押し点。ルヴァン杯でこそ得点やアシストを重ねてきた中村は、リーグ戦では今季初アシストだ。

宮本監督は「義助は長い間得点が取れていなくてストレスがたまっていただろうけど、個人にとってもチームにとっても大きい」と笑みを見せ、中村も「U―20W杯にいって成長したのを感じています」とさらに自信を深めた様子だった。

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