元スペイン代表MFの“日本行き報道”に現地メディア注目 「日出ずる国に目的地を…」

ビルバオと契約満了のスサエタ、G大阪加入間近と報じられる
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを始め、現在のJリーグにはスペイン人選手が増えつつある。先日に引退試合を行ったサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのようなビッグネームがイニエスタ以外にも在籍し、直近ではガンバ大阪に加入したFWダビド・コンチャもスペイン人だ。この流れに乗り、また1人新たなスペイン人選手がJリーグに参戦するかもしれないと、スペインメディアが報じている。

スペインのテレビ局「EITB」によると、Jリーグ移籍に迫っているのは今夏までアスレチック・ビルバオに所属していた元スペイン代表MFマルケル・スサエタだ。2018-19シーズン限りで契約満了となった31歳のMFはG大阪に加入すると報じられ、他のスペインメディアも追随した。

スペイン紙「スポルト」は「スサエタが日本で新たな冒険を始める」と見出しを打ち、ビルバオのトップチームで12シーズンを過ごし、500試合以上に出場したベテランの動向をレポート。スサエタが元チームメートたちとともにトレーニング施設で調整を続けていることに触れ、「必要とされた時のためにコンディションを万全に整えている」と指摘している。

また、スペインメディア「エル・デスマルケ」によると、ここ数週間のスサエタは同リーグのエスパニョールや、米メジャーリーグサッカー(MLS)からの関心が伝えられていた。そのうえで「日出ずる国に目的地を見つけたようだ」と綴り、日本行きが確実になっているとの見方を示している。

スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」やサッカー専門サイト「Onefootball」はスサエタがすでにG大阪と仮契約を結んでいると報じており、メディカルチェックとビザの問題をクリアすれば正式発表に至る見込みとされている。

G大阪のスペイン人はコンチャだけではなく、昨季まで東京ヴェルディでミゲル・アンヘル・ロティーナ監督をサポートしていたフィジカルコーチのトニ・ヒル・プエルト氏も在籍している。今季はここまでJ1リーグ戦14位と苦戦するG大阪だが、元スペイン代表MFの加入が起爆剤となるのだろうか。

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