“ライバル”から刺激受けるU-22日本代表GK谷晃生「ここで止まる選手にはなりたくない」

前回のブラジル遠征に続き、U-22日本代表に継続して招集されたGK谷晃生(G大阪)。本格的なトレーニングに移った合宿2日目を終え、「まだ全員そろっていないけど、集中して練習ができている」と充実した表情を浮かべた。

森保一監督が就任した東京五輪世代の代表に初招集されたのは、初陣となった17年12月のM-150杯。18年11月のUAE遠征に追加招集されると、先月のブラジル遠征、そして今回で4度目の選出となった。チームコンセプトは十分に理解しており、「この代表チームは後ろから攻撃につながるビルドアップをすることが求められている。それを高いレベルでどれだけできるかが大事」とトレーニングに取り組んでいる。

「つなぐことにはリスクが伴う。リスクを犯す部分と安全にプレーする部分を、うまく判断していかないといけない」

今回招集されたメンバーでGKは谷と大迫敬介(広島)の2人のみ。大迫は広島で定位置を確保するだけでなく、A代表デビューを飾り、U-22日本代表でも存在感を高めている。「18、19の代表からずっと一緒にやってきている中で、サコがJ1に出たときは嬉しい気持ちがありながら、悔しさもすごくあった」とライバルから大きな刺激を受けている。

5月にポーランドで開催されたU-20W杯には直前の負傷の影響もあって選外。当然、悔しさが残った。「五輪への思いは強くなった」と力を込めたように、東京五輪本大会まで続くサバイバルゲームを勝ち抜くためにも、「消極的にやっても上に行けないと思う。ここで止まる選手になりたくないので積極的にプレーしたい」と、与えられた活動の中での猛アピールに燃える。

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