【J1展望】浦和×G大阪|不本意なシーズンを送った両チーム。勝利で締め括れるのはどちらか? 12/6(金) 17:02配信

浦和――苦しんだシーズン最終節、エースの爆発で勝利を飾れるか
J1リーグ34節
浦和レッズ - ガンバ大阪
12月7日(土)/14:00/埼玉スタジアム2002

浦和レッズ
今季成績(33節終了時):13位 勝点37 9勝10分14敗 32得点・47失点

【最新チーム事情】
●10点差以上の敗戦がなければ残留は確定。
●退団発表の森脇らは継続出場か。
●興梠はハットトリックで得点王の可能性残す。

【担当記者の視点】
前節の引き分けで、浦和はこの試合に10点差以上の敗戦を喫した上で、湘南の勝利と鳥栖と清水の直接対決が引き分けた場合のみ16位と、事実上ほぼJ1残留を決めた。もっともシーズン当初の目標からすれば、あまりにも最低限の結果ではある。

そのFC東京戦で好プレーを見せた森脇や山中、マルティノスは継続出場の可能性が高そうだ。そして、ボランチでは柴戸の起用も現実味を帯びている。その柴戸はG大阪について「能力のある攻撃的な選手にサイドを崩させず、シュートを打たせない、身体を張ることが必要」と話した。

また、試合数を下回る得点数となっているが、リーグ12得点の興梠はハットトリックを達成すれば15得点で横浜の仲川とマルコス・ジュニオールが並ぶ得点王争いで、同点トップの可能性がある。苦しんだリーグの最終節、シーズンを支えたエースの爆発で気持ち良く終わりたいところだ。

G大阪――3連勝締めなるか。〝消化試合″で試される勝者のメンタリティ
J1リーグ34節
浦和レッズ - ガンバ大阪
12月7日(土)/14:00/埼玉スタジアム2002

ガンバ大阪
今季成績(33節終了時):9位 勝点44 11勝11分11敗 51得点・46失点

【最新チーム事情】
●松本戦で脳しんとうを起こした宇佐美は順調に回復。
●E-1選手権に出場するA代表に井手口と三浦が選出。
●U-22代表の長崎合宿にはGK谷が選出。

【担当記者の視点】
来季へ向けた戦いと位置付け、まずは勝点3を最低限の目標に掲げる。宮本監督はホーム最終戦の松本戦後に選手のメンタル改善を強調。その意味で“消化試合”となる浦和戦で、いかに勝利への執着心を出せるか。

ポイントは宇佐美とアデミウソンの起用法だ。指揮官は現状のベストメンバーを出す方針を口にしているが、両者とも今週のトレーニングをフルに行なえたわけではない。渡邉が先発する可能性もありそうだ。

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