【G大阪】練習試合で小野瀬、宇佐美が1G1A。宮本監督「守備も攻撃も、攻撃的に」

沖縄キャンプ中のG大阪は18日、沖縄SVと練習試合を行い、4―1と勝利した。前半10分にCKからこぼれ球をMF小野瀬が詰めて先制すると、同ロスタイムには小野瀬のアーリー気味のクロスにMF藤春が頭で合わせて追加点。メンバーを大幅に入れ替えた後半も、29分にFW宇佐美、37分に宇佐美のクロスにFW高木がダイビングヘッドで合わせて4得点を奪った。

宮本恒靖監督(42)は、この試合のテーマを「ボールをしっかり奪いにいくところ、奪われたらまた奪い返すところ、その連続性をどれだけ出せるか。攻撃はどれぐらいボールをスムーズに動かせるのか」と設定。今キャンプでは高い位置からのプレスでボールを奪うトレーニングを重ねており「守備も攻撃も、攻撃的にやりたい。(今季の)ひとつのポイントやと思います」と話した。

この試合では新加入のFW小野がインサイドハーフでプレーし、アンカーに入ったMF遠藤とのパス交換や、FWパトリックへのスルーパスなどでチャンスに絡んだ。宮本監督は小野をインサイドハーフ、またはFWとして考えていると明かし「狭いところでボールを受けてフィニッシュに絡んでいける。中盤の守備でも、相手からボールを奪うハードワークは期待しています」と、新戦力に期待を寄せた。

また昨季3バックの一角を務めたDF高尾が右ウイングバック、終盤は主にインサイドハーフと務めたMF矢島がアンカー、F東京からの期限付き移籍から復帰したDFオ・ジェソクが3バックの右に入るなど、各選手のポジションに変化も。指揮官は「それぞれの選手が2つ以上のポジションをやれれば、シーズンをうまく戦っていけると思います。そういう意図を含めた選手の配置」と説明。残留争いに巻き込まれるなど低迷した昨季の反省を踏まえ、新たなチャレンジに取り組んでいる。

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