JリーグがFC大阪の「Jリーグ百年構想クラブ」承認

日本フットボールリーグ(JFL)のFC大阪は25日、東大阪商工会議所で会見を開き、Jリーグから「Jリーグ百年構想クラブ」の申請が承認を受けたことを発表した。

会見でFC大阪の疋田晴巳社長(59)は「まさか手が届くようになるとは、立ち上げた当時は思ってもいなかった。ひとえに野田市長はじめ東大阪市のみなさま、そして市民のみなさまのおかげです」とほっとした表情を浮かべた。ホームタウンは東大阪市で、今季は花園ラグビー場第2グラウンドを改修しながら増席して使用していく。「東大阪市民の方には、どの方にもわが町のサッカークラブだと言ってもらえるようになりたい」と話した。また、第1グラウンドの使用についても東大阪市の野田義和市長は「ラグビーの聖地ではあるが、1年中ラグビーをやっているわけではない。第1グラウンドでできるのであれば、可能な限り協力していきたい」と含みを持たせた。

FC大阪は1996年に創設し、2015年にJFL昇格を果たした。大阪にはG大阪、C大阪と2つのJ1クラブがあり、大阪第3のJリーグクラブを目指す。「まだガンバさんやセレッソさんの背中が見えているのか、見えていないか、というくらいの段階。そこへ肩を並べていくことを考えると、まだまだ気を引き締めないといけない思いです」と話した。

「Jリーグ百年構想クラブ」は、Jリーグの規約に基づき、Jリーグが将来の入会を目指すクラブを認定するもの。JFLは3月15日に第1節が行われ、FC大阪はホンダロックとホームの服部緑地陸上競技場で対戦する。

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