G大阪、広大な敷地生かし「ドライブスルー方式」対応可能

Jリーグの村井満チェアマン(60)は21日、理事会後にウェブ上で記者会見し、39都道府県に本拠地を置く56クラブの施設を新型コロナウイルス対策のために提供する考えがあることを明かした。20日に首相官邸を訪れ、菅義偉官房長官(71)と会談した際に提案したという。今後は各クラブと個別に話し合いを持ち、自治体などと連携を図りながら実現の可能性を探っていく。

大阪府吹田市に拠点を置くG大阪のクラブハウスはパナソニックスタジアム吹田に併設されている。ともに行政が管理している施設だが、この先具体的にPCR検査会場としての要望があれば、広大な敷地面積を生かして「ドライブスルー方式」で対応する可能性もある。

また茨城県鹿嶋市に拠点を置く鹿島は、総敷地面積5万6000平方メートルの自前のクラブハウスを完備。天然芝3面、人工芝2面を保有し、夜間照明もある。駐車場には170台が収容できるスペースが広がる。

各クラブの施設は行政や自前のものに加え、企業が保有しているものもあり、管理の状態はさまざま。56クラブの中にはクラブハウスを所有していないクラブもある。

リンク元

Share Button