長友佑都が選ぶ最高パサーは「オムライス」遠藤保仁

トルコ1部ガラタサライに所属するDF長友佑都(33)は25日、自身のユーチューブチャンネルで「長友に最高のパスを出してくれた選手」を発表した。当時のエピソードや、選手の特徴を料理で例えた。

動画内で「やさしいパスというか、思いやるパスをくれる天才が日本にいる」と話し、ランキング形式で天才パサー上位5人を発表した。

5位にC大阪MF清武弘嗣を選出。「まさに天才」と絶賛した。「どんなボールの状況でも精度の高いパスが出せます。浮いているボールの処理がうまい」と話した。料理に例えると「カレー」と回答。「みんなが好き。いろいろな具材を入れても合わせてくれる」など熱弁し、「清武のことをカレーと呼んで下さい」と、若干ふざけ気味に話した。

第4位に川崎F・MF中村憲剛を選んだ。「憲剛さんのインサイドでのパスって、海外でもなかなかいない。パスの初速が早くて『追いつけない。(俺)ボルトじゃねーし』と思うが、(最後に)止まるんですよ」とすごさを説明。料理に例えると「とんがりコーン」と謎の回答だが「最初は(穴が)デカイが、先に行くにつれてまとまっている」と力説した。

3位には横浜FC所属のMF中村俊輔。「俊さんはご存じの通り天才。努力の天才でもあるし、相当な才能を持った天才でもある」と話した。日本代表で4年間一緒にプレーし「先生。結構、怒られたりもした。自分が訳の分からないタイミングで抜け出すので『そのタイミングじゃねぇ。もっと頭を使って走れ。考えろ』と言われながら育ててもらった」と感謝した。プレーについては「ロングパスも含めて精度が高すぎる。視野も広くて、ドンピシャのボールがくる。僕がタイミング良く出れば、絶対にボールがくる。(精度が高すぎて)逆に怖かった」と話した。

またしても料理に例え「ハンバーグ」だという。「ハンバーグは嫌いな人がいない。俊さんのボールを受ける人も嫌いな人が絶対いない。(パスが)優しい」とコメントした。

第2位にブラジル1部ボタフォゴ所属のMF本田圭佑を選出した。「圭佑の場合は、天才ではないが、めちゃめちゃやりやすい。どんな状況でもメンタルがブレない」と話した。本田の特長について「彼は時間をつくってくれる。圭佑が持っているボールを敵が見るので、その間に裏へ抜け出せるチャンスがある」。

また、同年代として代表で長く仲間としてプレーし、インテルミラノ在籍時にはライバルのACミランでプレーしていた本田との対戦した。「お互いが刺激しながら、戦ってきたなと。そしてまだまだ戦って行くなと思う。仲間として戦ってきたのが誇りです。また(一緒に)プレーしたいね」と振り返った。当時について「代表で入った時からずっと熱く語り合った。時にはケンカもした。殴り合いじゃない。口で『うるせー』などケンカしたことがあった。本音でぶつかり合える仲間」と戦友との思い出を語った。料理での例えはなかった。

第1位はG大阪MF遠藤保仁になった。「もう、エンジェル。エンジェルパスと呼んでいた」と絶賛した。話し始めてすぐに「オムライス」と料理に例え「オムライスのとろける卵。あれよ。ふわっとボールが溶けるのよ。やばかったね。気持ちよかった」と独特すぎる例えで答えた。続けて「あの人、慌ててるところ見たことない。2人に囲まれても慌てない。パスもエンジェルだし、日本代表の最多出場記録152試合持ってる。あんなに才能持っているのに、ケガしないし。J1の最多出場記録(631試合)も持っている。ありえない。怖いわ」と、鉄人ぶりもたたえた。

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