ガンバ大阪は29日、Jリーグ再開が7月4日に決まったことを受けて、宮本恒靖監督（43）のコメントを発表した。

J1再開決定については「日程が決まって、それに向けての練習の予定や、内容を組み立てることができるので、より具体性を持って活動できる」と素直に喜んだ。

覚悟はしていたが、再開直後は無観客開催になる。「できることならお客さんの前で試合がしたいが、現状を鑑みたときには致し方がない。結果、内容にこだわってサッカーがしたい」と話した。

再開までは約1カ月となり「もう少し時間があった方が選手のコンディションがあがってくる。（サッカーから）2カ月も離れているので、けがのリスクを考えた時は、もっと時間があった方がいい。でも時間は限られているので（リーグとクラブが）お互い、歩み寄って協力するところはするのが一番」と冷静にコメントした。

本番へは「もう1度、キャンプで取り組んできたことをやる。トライをして試合の中で表現できるようにしたい。我々は表現する立場であるが、その場がなかった。それができる喜びを感じながら、いい準備がしたい。また（サポーターと）一緒に戦える日がスタジアムにくるのを楽しみにしています」とメッセージを送った。

活動を休止していたチームは、25日からグループ練習を再開させており、この日も大阪・吹田市内で汗を流していた。

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