G大阪、再開1勝 またも渡辺!2試合連続弾

明治安田J1第4節最終日(12日、清水1-2G大阪、アイスタ)またも途中出場のベテランが貴重なゴールを決めた。後半29分からピッチに入ったFW渡辺が同44分の勝ち越し弾で、G大阪に再開後初勝利をもたらした。

「出たからには、自分が決めてやるという思いがあった」

後半39分に追いつかれる嫌な展開だったが、5分後の好機を逃さなかった。左サイドをえぐったDF藤春からのパスをペナルティーエリア内で受けると、そのままシュートにいかずフェイント。「ブロックに来ていたので自分でシュートコースを見つけながら」と、冷静にかわして右足で豪快に蹴り込んだ。

8日の名古屋戦では後半16分から出場し、ロスタイムに同点弾。2試合連続弾は“勝ち点4”分の大仕事だ。過密日程の今季は交代枠が3枚から5枚に拡大。宮本監督は試合の展開にかかわらず、渡辺とFWパトリックを後半途中から同時投入して、なりふり構わず得点を奪いにいく交代をここまでのパターンにしている。指揮官は「しっかり点を取ってくれて、いいメッセージを残してくれた」とたたえた。

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