待望のホーム初勝利となったガンバ大阪 勝因は相手にボールを持たせる戦い方

16節でようやくホーム初勝利を掴んだ

27日に行われた明治安田生命J1リーグ第16節ガンバ大阪対徳島ヴォルティスの一戦は宇佐美貴史の2点目のリードを守り切ったガンバの2-1での勝利となった。

シーズン序盤から悪い流れが続いており、監督解任に踏み切ったガンバ大阪。指揮官を松波正信に変えて3戦目でようやくホーム初勝利を勝ち取ることに成功している。

この試合で普段と違うとすれば3バックの導入か。最終ラインに左からキム・ヨングォン、昌子源三浦弦太といった代表級の選手を並べた。スタイルはボール保持ではなく、相手にボールを持たせ奪ったところからのカウンターが中心であった。

その戦術は徳島相手に効果的であり、相手が縦パスを出す攻撃のスイッチを入れた瞬間にボールホルダーへ素早くプレスを掛けてボールを奪っていた。特に前半38分のボール奪取からの流れは理想的な形となっており、最後は左サイドの塚元大がシュートを放っている。これは惜しくも得点とはならなかったがフィニッシュまで持っていけており、ここの精度を高めればゴールもそう遠くないだろう。

だが2点を取ったとはいえ、相手ゴールへ近づく場面は少なく徳島戦は出来すぎだったとも言える。90分間でシュートは5本、枠内が3本は物足りない。守備では良さを見せていただけに、攻撃面での怖さは今後の課題となるはずだ。

4月14日のサガン鳥栖戦以来の勝ち点3獲得となったガンバ。このまま流れを掴み、次節の横浜FC戦で勝利し、今季初の連勝を狙いたい。

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