主力離脱のG大阪“価値点1”残留圏16位浮上「粘り強く守れた」三浦主将

<明治安田生命J1:湘南0-0G大阪>◇第19節◇2日◇レモンS

ガンバ大阪が敵地湘南戦を0-0で引き分け、今季初の3連勝を逃した。暫定指揮の松波正信監督(46)が今後も続投することが決まり、迎えた最初の一戦。昌子とキム・ヨングォンのDFが代表で離脱しながら2試合連続無失点に抑え、何とかドローに持ち込んだ。勝ち点14で柏、仙台と並んだが得失点差でJ2降格圏18位から16位へと浮上した。

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松波監督の正式続投が決まり迎えた最初の試合。敵地で湘南に押し込まれる展開が続き、シュートは4本だけ。逆に多くの決定機をしのいで2試合連続の無失点に、主将のDF三浦は「ピンチは多かったが、全員で粘り強く守れた」と勝ち点1の結果を受け入れた。

松波監督も「勝ち点1は価値ある試合だと思う。球がスムーズに動かないのは改善の余地はある」。セカンドボールを拾われ、満足な攻撃の形がほぼつくれなかった。

MF井手口は「攻撃ではなかなか蹴るのか、つなぐのか、メリハリがしっかりできていない部分がある。はっきりやれればよかった」と振り返る。松波監督になって2勝1分け2敗。J1残留圏の16位に浮上したが、多くの課題を抱えて中断期間に入る。天皇杯1試合をはさみ、今月下旬にはウズベキスタンでのACL開幕が待つ。

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