G大阪、“苦手”大学生とぶつかる天皇杯・関学戦へ MF山本悠樹「プロとして違いを」

G大阪は15日、天皇杯2回戦の関学戦(16日・パナスタ)に向けた前日取材を行い、松波正信監督、MF山本悠樹らが取材に応じた。18年、19年と天皇杯初戦で大学生相手に敗れているだけに、松波監督は「まずは一戦必勝。我々はタイトルをひとつでも取る、というクラブ。ここで負けるわけにはいかない」と気持ちを引き締めた。

関学大出身で、18年にはG大阪を1―2で下す試合を演じたMF山本は「当時は勝ってやるぞ、という、いつもより迫力あるエネルギーが、ロッカーやピッチ内でもあった。そういったエネルギーは敵としては嫌だが、しっかりはじき返さないといけない。僕たちはプロなので、違いを見せないといけない」と話した。監督交代後、リーグ戦では出場機会を失っていたが「単純に力不足。その状況を変えるために、ひたむきにやっていた」。チームの攻撃スタイルがよりシンプルにゴール前を目指す形に変わった中でも、運動量やゴール前への飛び出しで貢献することを誓った。

また松波監督は、昨年9月に右ひざ前十字靭帯を損傷して長期離脱していたMF小野裕二について、復帰間近であることも明かした。関学戦への出場についても「コンディションは順調に上がってきている。時間は制限されるかもしれないが、行ける状態であれば試合に出られるんじゃないか、というところまできている」と語り、途中出場での起用を示唆していた。

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