長期離脱していたG大阪のMF小野裕二（28）が16日の天皇杯2回戦・関学大戦（パナスタ）で戦列復帰する可能性が高まった。15日、松波正信監督（46）が「出場時間は多少制限されると思うが、試合に出られる状態にあるのではないかと思います」と明かした。

小野は昨年9月2日の練習中に右膝前十字靭帯損傷。全治8カ月の診断を受けた。だがリーグ中断期間中には全体練習に合流している姿も見られており、コンディションは上がっている。大人しい選手が多いクラブにあって気持ちを全面的に出せる数少ない選手で、指揮官は「サッカーIQ高いのでこっちの意図を汲み取り、発信してくれる。チームを活性化させてくれる」と期待を寄せた。

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