日本勢の連勝は止まるも…全北現代に2点先行許したG大阪、パトリック2発でドローに持ち込む

[6.28 ACLグループH第2節 G大阪 2-2 全北現代 タシケント]

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、グループリーグ第2節を行い、H組ではガンバ大阪が全北現代(韓国)と対戦し、2-2のドロー。今大会7戦7勝だった日本勢の連勝はストップした。勝ち点を4としたG大阪は、7月1日の第3節でチェンライ・U(タイ)と対戦する。

25日の第1節タンピネス(シンガポール)戦で2-0の完封勝利を収めたG大阪は、同試合から先発2人を入れ替え、MF奥野耕平、DFキム・ヨングォンらがスターティングメンバーに名を連ねた。

試合開始早々の前半1分、Kリーグ4連覇中の全北現代に先制点を献上してしまう。GKイ・ボムヨンが蹴り出したゴールキックの流れから、MFイ・スンギの縦パスをFWハン・ギョウォンがダイレクトで中央に送ると、反応したFWスタニスラフ・イルチェンコに右足で決められ、スコアを0-1とされた

さらに前半17分には、イルチェンコのシュートのこぼれ球を拾ったMF邦本宜裕にPA外から左足のシュートを放たれる。ボールはMF井手口陽介に当たってコースが変わると、ゴールマウスに収まり、全北現代にリードを2点差に広げられてしまった。

しかし、前半27分、左サイドを駆け上がったDF藤春廣輝が送ったクロスにフリーで走り込んだFWパトリックがヘディングで叩き込み、G大阪が1点差に詰め寄る。さらに同31分には、左サイドから宇佐美が送ったクロスをファーサイドのMF矢島慎也が柔らかなタッチで折り返すと、パトリックが押し込んで試合を振り出しに戻した。

2-2のまま後半を迎えると、同6分にG大阪をアクシデントが襲い、負傷した藤春がプレー続行不可能と判断され、DF黒川圭介との交代を余儀なくされた。同23分にはFWレアンドロ・ペレイラとMF倉田秋を同時投入して、勝ち越しゴールを狙いに行く。

しかし、その後も両チームに3点目は生まれず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1を分け合うことになった。

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