G大阪、後半終了間際失点で痛恨ドローH組2位後退、松波監督「悔しい」

<ACL:チェンライ1-1G大阪>◇1次リーグH組◇1日(日本時間2日)◇ウズベキスタン・タシケント

ガンバ大阪は勝利目前の後半終了間際、まさかの失点でチェンライ(タイ)に痛恨ドローに終わった。

通算1勝2分けとし、首位から2位に後退。2位だった全北(韓国)が、タンピネス・ローバーズ(シンガポール)に9-0と大勝して、2勝1分けで首位に浮上した。

G大阪は1-0で勝利目前に迫った後半ロスタイム、その時間は4分を掲示された。

最後にチェンライのシュートをDFキム・ヨングォンが完全にクリアできず、こぼれ球をゴールされた。

松波正信監督(46)は「非常に悔しいドロー。多くのチャンスもつくっていたし、選手たちもアグレッシブに戦ってくれた中で、勝ち点3を取れなかったというのは残念…」と悔しさをにじませた。

前半はG大阪が優位に攻めながら先制できず、後半2分にDF佐藤のダイレクトクロスをFWレアンドロ・ペレイラが左足で先制ゴールを決めた。

「今日は非常に難しい試合になるというのは自分の中で覚悟していた。その中でまず自分のゴールで先制できて、すごくうれしかった。最後の最後に残念ながら失点してしまった」などとブラジル人FWは、今大会2点目にも喜びは半減した様子。

前半途中にFW小野が左太もも裏を、後半途中にもFW塚元が左太ももを痛めて交代するなどアクシデントが多く発生した。中2日で6試合をこなす強行軍のため、この試合はキム・ヨングォン以外の10人が先発を入れ替わったが、それでもけが人が発生した。

前節は全北に2点差を追いつく価値あるドローだったが、この試合は一転して痛恨ドローで勝ち点5、得失点差2にとどまった。首位に浮上した全北が、この日の試合で9得点して勝ち点7とし、得失点差もプラス10に伸ばした。

今大会初出場となったMF山本は「(パスは)何本かは通せていたが、もっと質を高く、コンスタントにやっていきたい」と前向きに話す。第4戦は4日(日本時間5日)に再びチェンライと対戦する。

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