G大阪・松波監督 ACL前半戦、2位ターンなど総括 「DFラインの背後を狙えるようになってきた」

G大阪の松波正信監督(46)が2日、ACL前半戦総括を行った。集中開催されているウズベキスタンからオンライン取材に応じ、手応えや課題、今後に期待することなどを明かした。

(1)ACL前半戦は1勝2分け。5得点3失点の2位ターン

「昨日の試合(チェンライ戦)は最後に追いつかれたが、この1試合で全てが崩れるわけじゃない。DFラインの背後スペースは狙えるようになってきている。サイドチェンジしてから背後を狙う。1試合ごとに積み重ねている。クロスからの得点が多くなったのも良い。あとは連動しての崩しがあれば、もっとサイドも中央も使える。そこを修正したい」

(2)倉田秋と矢島のコンバート

「ACLは(本職ボランチの)朱世鐘が外国人枠の関係上、登録できなかった。(矢島)慎也は一つ前で攻撃リズムを作れるので、そこで使おうと思った。離日前の練習試合で秋のボランチが良かったのでコンバートした。秋は運動量が多く、あそこ(中盤の密集地)でボールを持てる。失わないし、後ろから前線に飛び出せる。守備でもスピードがある」

(3)全て中2日で行われる6連戦のマネジメント

「(ここまで出番がない福田と川崎は)ケガとかではない。(福田)湧矢はこっちに来てちょっと違和感もあった。連戦で高尾が痛んだり、藤春も2戦目で…。小野も少し張ってきた感じがあるので交代させた。(今大会中の復帰が難しい選手は?)コンディション次第ですね。無理はさせたくないけど、まだ…。最終戦まで時間もある。どこでどうするかは考えたい」

(4)残り3試合に期待するもの

「パト(パトリック)とレアンドロの得点しかないので、(宇佐美)貴史とか日本人の得点に期待したい。貴史はスプリントも運動量も増えている。たくさんチャンスメークはしてくれているが、本人も得点にはこだわっているし、早く取らせてあげたい」

リンク元

Share Button