G大阪の韓国代表DF金英権“中東包囲網”のW杯最終予選「肯定的に考えている」

J1G大阪の韓国代表DF金英権(31)が2日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)・1次リーグH組が集中開催されているウズベキスタン・タシケントからオンライン取材に応じた。

チームは1日のチェンライ(タイ)戦の後半ロスタイムに同点ゴールを浴びて2試合連続の引き分け。1勝2分けの勝ち点5で、首位・全北(韓国)の勝ち点7に次ぐ2位に後退した。

広州恒大(現広州FC)時代の13年と15年に2度のACL優勝経験がある金は「勝てる状況で最後に失点をして引き分けになったが、今まで3試合で負けなしという部分を考えると、予選突破できるチャンスは十分ある。残り3試合勝利を目指していけば突破できると確信しているので不安はない」と強調した。

また、前日にW杯アジア最終予選の組み合わせが決定。10大会連続出場を目指す韓国は、イラン、UAE、イラク、シリア、レバノンの中東5カ国とともにA組に入った。中東勢に包囲され、韓国内でも過酷なグループとささやかれているが、金は「考え方によって変わってくると思います。プラスに捉えれば前向きにそういう中でもできると考えることができますし、マイナスな考え方をすればしんどい日程になる」と語る。

その上で自信を見せる。「自分の中では肯定的に考えている。間違いなくスケジュールなどやりづらいところはあるが、その中でも韓国代表が自分たちの色をしっかりと出していければ勝てるだろうと思っている。日程や対戦相手など決まったことは仕方がないのでそれを受け止めてベストを尽くす。それだけだと思います」と前向きに話した。

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