オウンゴールで同点弾も…G大阪は3戦連続ドローでGL突破へ黄信号

[7.4 ACLグループH第4節 G大阪1-1チェンライ・U ロコモティフ]

AFCチャンピオンズリーグは4日、グループリーグ第4節を行い、H組のガンバ大阪はチェンライ・ユナイテッド(タイ)と1-1で引き分けた。3試合連続のドローにより、決勝トーナメント進出が確定するグループ首位との勝ち点差が4に広がった。

ここまで1勝2分でグループ2位につけているG大阪。この日は、今月1日の対戦で1-1の引き分けに終わっていたチェンライ・Uとの中2日での再戦に臨んだ。

試合は前半6分、早々に動いた。G大阪は中盤で前を向いたチェンライのMFピティワット・スクジッタムマクルに寄せ切れず、ペナルティエリア内に浮き球パスを入れられると、MF小野瀬康介がFWフェリペ・アモリムに裏を取られ、豪快なシュートを決められた。

対するG大阪は攻撃陣が低調な状態。前半23分には相手GKがパントキックを蹴ろうとしたところをFWレアンドロ・ペレイラが奪い、無人のゴールに蹴り込んだが、ファウルがあったとして得点は認められなかった。前半はそのまま枠内シュート0で終わった。

それでも後半9分、G大阪は相手のスローインを敵陣深くで奪ったMF矢島慎也がペナルティエリア内をドリブルで切り込み、ゴール前に低いクロスを供給すると、滑った相手DFブリンネルに当たったボールがゴールイン。枠内0本のままオウンゴールで同点に追いついた。

ところがその後もなかなかゴールを奪えない時間が続いたG大阪。後半44分には途中出場のMF倉田秋のドリブル突破からゴール正面でFKを獲得するも、FW宇佐美貴史のキックは枠を外れると、同アディショナルタイムにはMF井手口陽介のシュート、DF三浦弦太のヘッドが相手GKの好守に阻まれ、そのまま1-1でタイムアップを迎えた。

G大阪は勝ち点6でH組の2位をキープ。それでも各地区グループ2位のうち上位3チームが決勝トーナメントに進出できるというレギュレーションの中、4試合を終えて勝ち点6にとどまっている2位チームはG大阪のみとなっており、グループリーグ突破に黄信号が灯った。

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