G大阪はACL最終節でラストチャンスを生かせるか? 小野瀬康介は「Jリーグに繋げられるようなゲーム」を目指す

全北現代戦では勝点3が必須

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦うガンバ大阪は7月9日、試合の前日会見を行なった。登壇した小野瀬康介は背水の陣で臨む最終節で必勝を期した。

出場チームが増えた今回のACLでは、FからJまでの5グループの1位チームと、2位チームのうち上位3チームが決勝トーナメントへ進出する。

G大阪が入るグループHは、4勝1分で勝点13とした韓国の全北現代モータースFCが首位通過を確定。ここまで2勝3分で勝点9のG大阪は、他グループの2位チームと3枠の席を争う。

すでにグループステージ全試合を終えているG組とJ組の2位チームはそれぞれ勝点11(G組2位は浦項スティーラーズ、J組2位は傑志)。また、1試合未消化ながらF組2位のBGパトゥム・ユナイテッドFCは勝点12で2位以内での通過が確定したため、G大阪は最終節で勝点3が必須となる。

そんな状況に、松波正信監督は、「シンプルに勝点3、勝利しないと予選突破というのは完全になくなってしまうので、勝利のためにベストを尽くしたいと思います」とし、小野瀬は「2試合連続で引き分けて、自分たちで勝ち取れるチャンスを勝ち取れなかったにもかかわらずまだチャンスがあるので、ラストチャンスとしてしっかり勝点3を取れるようにやっていきたいです」とベスト4に入った2015年以来、6年ぶりとなる決勝トーナメント進出を目指す。

ACLでは、初戦の白星以降3試合引き分けが続いていたものの、前節のタンピネス・ローバーズFC戦では大量8得点を奪うなど、徐々に調子を上げているとの見方もできる。

果たしてG大阪は大一番で勝負強さを発揮できるか。小野瀬は「最後しっかり勝って、帰ってからのJリーグに繋げられるようなゲームをしていきたいです」と今後の巻き返しに繋がる戦いを目指す。

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