【プレビュー】15戦13発の宇佐美vs古橋不在の穴を埋めたいもう一人のエース・ドウグラス。G大阪と神戸が火花散らす”阪神ダービー” | Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは、7月21日にAFCチャンピオンズリーグの影響で日程が変更されていた第21節、第22節が1試合ずつ開催される。第22節では、17位・ガンバ大阪と3位・ヴィッセル神戸パナソニックスタジアム吹田で対戦する。

G大阪がAFCチャンピオンズリーグに参加していたことで延期されていた第22節。G大阪が同じ関西地区を拠点とするヴィッセル神戸をホームに迎えて激突する。

G大阪は、超過密日程の最中だ。ここから7月は、10日間で4試合、8月に入っても休む間もなく、週2試合ペースでの試合が続き、加えて暑さとも戦わなければいけない厳しい条件下での連戦が続く。新型コロナウイルス感染の影響でリーグ開幕当初に活動停止を強いられた中、極めて厳しい日程をしぶとく乗り越えられるか。J2降格圏の17位に沈んでいるだけに正念場だ。

その中でACL帰国後の初戦となった前節は、アビスパ福岡に1-0で勝利。85分にパトリックの決勝点で粘り強く勝ち点3を手にした。リーグ戦での直近4試合は、3勝1分と負けなし。ACL帰国後も白星スタートとこの良い流れを続けて過密日程を乗り越えていきたい。

今節期待がかかるのは、FW宇佐美貴史だ。15試合に出場している神戸戦では、13ゴール。自身が最もゴールを奪っているお得意様だ。ガンバのエースは、今節もゴールを奪い、チームに自信をもたらす上位撃破の立役者になれるか。背番号39に期待したい。

神戸は、G大阪戦が7月のラストマッチ。ここ6試合負けなしで3位と好位置をキープできているだけに、このまま中断期間を迎えたいところだ。しかし今シーズン15得点で絶対的なエースとして君臨していたFW古橋亨梧がセルティック(スコットランド)に移籍。今節は、移籍後初のゲームとなるだけに、不在の大きな穴を埋められるか。真価が問われる一戦になる。

古橋のラストマッチとなった前節は、セレッソ大阪と対戦。古橋が置き土産となる4試合連続弾で口火を切ったものの、試合終盤にセットプレーから追いつかれてリードを守り切れずにドロー決着。連勝も3でストップしている。

その中で新たな得点源の確保が必要な神戸にとってやはり注目は、FWドウグラスだ。ここまで12試合で4ゴールと今ひとつ波に乗り切れていない。古橋不在の穴を感じさせないためにも今節は、もう一人のエースの働きぶりに期待したい。

G大阪が過密日程の活力となり得る勝利を飾れるか、もしくは好調の神戸が上位としての意地を示すか。勝者となるのは果たしてどちらか。

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