G大阪移籍のDF柳沢亘が合流「縁の下の力持ちに」 参考とするSBは内田篤人氏

J2水戸からG大阪に完全移籍で加入したDF柳沢亘が29日、大阪府吹田市内でチームに合流した。練習後にオンラインで会見を行い「目標でもあったJ1にチャレンジしようという気持ちで来ました。自分の特徴でもあるオーバーラップからの攻撃参加。課題でもある数字にこだわって、ガンバの勝利に貢献したい」と抱負を語った。

順大から19年に加入した岐阜では1年目はJ2、2年目はチームの降格に伴いJ3でプレー。今季J2水戸に完全移籍し半年で、サイドバック(SB)に負傷者が続出したG大阪からオファーを受けた。SB、ウイングバックとして左右両サイドでのプレーが可能。「プロ3年目でまだ初ゴールを決めていない。プロ初ゴールを決めたいと思います」と得点でのアピールも誓った。

元々はボランチなどでプレーしていたが、大学時代にかつて清水や日本代表でSBとしてプレーした堀池巧監督に、SBにコンバートされた。「本当にサッカー場に行くのが嫌になるぐらい、厳しく指導してもらった。その指導を根源に、自分のアイデアを加えています。ポジショニング、ファーストタッチの位置。本当に数センチのズレを細かく指導されました」という。サイドバックとして参考とするプレーヤーは、元日本代表の内田篤人氏や、浦和のDF西大伍。「バランス、試合状況を見て、いろいろと考えてやるスタイル。目立つプレーヤーではないと思うんですけど、縁の下の力持ちというか、チームがバラバラになってしまわないようにプレーしたい」。SBに負傷者が続出しているチームに、1日でも早く貢献したい思いを明かした。

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