またもG大阪の若手が欧州へ? ”5年間で4選手”を輩出する下部組織の優秀さ

川崎修平がポルティモネンセ移籍とも

ガンバ大阪で成長を続ける川崎修平が、ポルトガルへと挑戦するかもしれないと噂されている。ポルトガルの各メディアが報道しており、移籍先は数多くの日本人が所属したポルティモネンセになりそうだ。

2001年生まれで現在20歳の川崎。昨季はJ3のガンバ大阪U-23で8得点を記録してトップチームの試合にも15試合出場する。さらに今シーズンはAFCチャンピオンズリーグで出場機会を得ると、タンピネス・ローヴァースFC戦ではハットトリックを記録。チームは予選敗退となってしまったものの、3試合に出場して高いパフォーマンスを発揮した。

G大阪は2017年に堂安律がフローニンヘンに加入し、2018年には井手口陽介がリーズ・ユナイテッドへ移籍。それぞれ海外挑戦を果たしている。さらに翌年夏には、食野亮太郎もマンチェスター・シティへと移籍するなどここ数年で数多くの若手が海外への扉を開いている。

もし川崎がポルティモネンセへ移籍となれば、G大阪は5年間で4名のプレイヤーが欧州リーグへ移籍。4選手は全員G大阪ユース出身とアカデミーの優秀さも際立っている。

過去には宮本恒靖や稲本潤一、家長昭博に宇佐美貴史など数多くの下部組織出身選手が海外でプレイしてきたが、現在も優秀な選手を輩出しているG大阪。鹿島アントラーズに次ぐ日本で2番目に多いタイトルを獲得しているのは、優秀なアカデミーに支えられているからだろう。井手口はG大阪へと復帰しているが、現在も堂安はオランダで、食野はポルトガルで成長を続けている。川崎もそんなアカデミーの先輩たちに続いて欧州の舞台へ足を踏み入れるかもしれない。

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