G大阪、大阪ダービー5戦勝ちなし 松波監督「全体的に足りない」

明治安田J1第27節(28日、G大阪0-1C大阪、パナスタ)G大阪はホームで無得点に終わり、C大阪との大阪ダービーに敗れた。

前半を0―0で終えたが、後半6分にDF松田のミドルシュートで失点。その後、FW宇佐美、FWパトリックら攻撃的な選手を投入したが、最後まで効果的な形でゴールに迫ることはできなかった。

この日はFWレアンドロペレイラとFWチアゴアウベスの2トップを先発にして臨んだ。松波監督は「攻撃面で前に2人置いて、ひとりが孤立しないことと考えていた」と意図を説明したが、前線で連係してボールを運ぶ場面は少なく、後方のビルドアップにも苦戦。「カウンターに出たときのスピード感や崩しの距離感、後ろの連動性が全体的に足りない」と頭を悩ませた。

これで大阪ダービーでは19年から5戦続けて勝ちなし。試合後のあいさつに来た選手たちに、ゴール裏のサポーターは抗議の太鼓を響かせ、ブーイングした。9月1日、5日にはルヴァン杯で大阪ダービーが続く。指揮官は「違う大会にはなるがダービーには変わりない。1戦1戦しっかり戦って、勝ちにつなげたい」と前を向いた。

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