G大阪、天皇杯で湘南・山口智監督と“初対決” 昨季までヘッドコーチを務めて選手を熟知

G大阪は21日、天皇杯ラウンド16の湘南戦(22日・パナスタ)に向けて前日練習を行い、松波正信監督らが取材に応じた。現在湘南を率いるのは、かつてG大阪で数々のタイトル獲得に貢献し、キャプテンも務めた山口智監督。昨季までトップチームのヘッドコーチを務めていた元チームメートとの対戦に、松波監督は「一緒に戦った仲間と、監督同士で戦うというのは、楽しみでもありますし、ホームなので勝たなければいけない、というのもある。(G大阪の)選手の特徴も把握していると思いますし、手ごわい相手になる」と話した。

現在、チームはリーグ戦で4連敗中。18日の鹿島戦も、攻守で圧倒されて1―3と完敗した。相手のプレッシャーを受けて押し込まれ、ボールを奪ってもFWパトリックへのロングボール以外に活路を見いだせず、セカンドボールを拾われ、攻撃する時間をつくれなかった。

松波監督は「(長身の)パトリックがいることで長いボールが増え、選手一人ひとりの中でつなげる、つなげないの判断が、ずれている部分があった。つなぎたい選手、前にいかなきゃいけないと思う選手の差が、出てしまった」と鹿島戦を分析。ボールを奪えば速く攻め切るというコンセプトを掲げていることもあり、選手たちの判断に迷いが出てしまったことを反省した。

チーム状態が悪い中で迎える天皇杯。松波監督は「タイトルを狙えるチャンスでもあるので、勝ちにこだわっていかなければいけない。ただ週末のJリーグもありますし、その辺を含め、メンバー構成は考えたいと思います」と、ターンオーバーの可能性を示唆した。出場すれば5日のルヴァン杯・C大阪戦以来となるMF奥野は「(山口)智さんにはユース、U―23でも教えてもらっていた。そういう面で感謝はありますけど、しっかり倒したい。初心に戻り、走りまくるところをみせたい」。天皇杯とはいえ、J1残留を争うライバルでもある湘南に勝利し、悪い流れを断ち切ることができるか。

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