「非常に特殊なスキルがある」井手口陽介のガンバ時代のスタッツに英メディア注目!「なぜビエルサが彼を起用しなかったのかを…」

「セルティックのエンジンでハードワーカーとなる可能性がある」

井手口陽介は、セルティック移籍という「セカンドチャンス」を生かせるだろうか。少なくとも、会見で自らが口にした特徴は、現地の期待につながっている。

【動画】GKハートからボールを受け、瞬く間にゴール!セルティック前田大然のスピードに地元メディアも興奮!

2018年1月、井手口はリーズ移籍で欧州へと渡った。だが、半年にわたるスペインでのレンタル生活後もイングランドで定着するに至らず、再びドイツへと武者修行。1年後、ガンバ大阪に復帰した。

それから2年半、井手口はこの冬、前田大然旗手怜央とともにセルティックに移籍した。クラブ公式サイトによると、井手口は会見で「初めて海外に行ったときは、望んでいたような結果を残せませんでした。だからずっと、国際的なチームでプレーしてみたいと思っていました」と話している。

「このチームはセカンドチャンスを与えてくれました。だから絶対にセルティックに行きかったんです」

日本で対戦したアンジェ・ポステコグルー監督からは、「自分のスタイルに集中しろ」と言われているそうだ。そしてそのスタイルについて、まず「ハードワーク」と述べた。

セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、井手口について、2021年のJリーグでタックル成功率76%、平均インターセプト1.53回(その前年は2.13回)だったと紹介。「非常に特殊なスキルがある」と賛辞を寄せている。

「1月の市場が始まってもいないうちにポステコグルーが見事にイデグチ獲得をまとめたのは、サプライズではない」

そして、井手口がハードワークを口にしたことに触れ、「まさにそれこそが新戦力から聞きたいことだ」と、セルティックのサポーターから好まれる特徴だと期待を表した。

「本当にハードワークする特徴の選手たちがそろうドレッシングルームだ。イデグチにとって、そこに入っていくのは難しくないはずだろう」

同メディアは「サポーターにとっても心強い。おそらく、労働倫理はセルティックのファンが何よりも重視することだ」と続けた。

「すべての選手が技術的に才能にあふれているわけではない。だが、セルティックファンのお気に入りとなった選手には、純粋な決意や勝利への意欲でファンの信頼を勝ち取った者が多い。努力を惜しまなければ、セルティックのファンは評価する。イデグチもそうなることを願おう」

さらに、記事はヘンリク・ラーションやクリス・サットン、スコット・シンクレアなど、セルティックで過去を打ち消すほど活躍したOBたちがいると指摘。「イデグチは異なるスタイルだが、いずれにしてもセルティックのエンジンでハードワーカーとなる可能性がある」と期待した。

「彼が何をしてくれるのか、見るのが待ち遠しい。彼のためにも我々のためにも、(リーズ時代の監督である)マルセロ・ビエルサが彼を起用しなかった理由を多くのリーズファンが尋ねるようになることを願おう」

セルティックは17日にハイバーニアンと対戦。井手口ら日本の新戦力3選手の冒険が始まる。

リンク元

Share Button