「日本のサッカーは違うんだ」ガンバ新加入の韓国代表CBが明かす“Jリーグ行き”を決めた真意

「ガンバでは毎年のように優勝カップを掲げたい」

新政権の下で捲土重来を期すガンバ大阪。そんなチームにあって、新たな守備の中軸と期待されているのが現役バリバリの韓国代表CB、クォン・ギョンウォンだ。

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屈強なフィジカルと高度な戦術眼を誇るレフティーは、脂の乗り切った29歳。これまで全北現代、アル・アハリ(UAE)、天津天海(中国)、尚州尚武、城南FCでプレーし、国際経験も豊富だ。韓国代表デビューは25歳とやや遅めだったが、目下ワールドカップ・アジア最終予選を戦うチームで堂々レギュラーを張っており、統率力にも秀でる。

そんなクォン・ギョンウォンが現地1月18日、韓国代表が集中キャンプを張っているトルコに到着した。合流が遅れたのは新型コロナウイルスに感染していたためで、なんとか1月21日のテストマッチ・モルドバ戦に間に合わせてきた。

さっそく韓国メディアの取材に応じ、「体調はもう問題ない。あとはコンディションを上げていくだけだ」と力強くコメント。続けて、Jリーグに活躍の場を移した理由について、次のように説明した。

「もともと、さまざまな国でのプレーを経験したいという強い欲求がある。そのなかで、日本のサッカーはぜひとも経験したいものだった。日本サッカーはこれまでプレーしてきた中東や中国、韓国のどれとも違うんだ。日本での経験を通して、より多くを学び、成長してみたいと考え、決断した」

さらに報道陣から「日本での経験がどのように代表チームに還元されると思うか?」と問われると、長身CBは「自分が加入するチーム(G大阪)の戦術は、ハイポゼッションをベースにしていると聞いた。そうした環境で経験を積めば、代表チームでもまた異なる役割を果たせると思う」と回答した。

そして最後に「(G大阪では)毎年のように優勝カップを掲げたいし、ワールドカップでも最高の結果を手にしたいね。僕はいつも、優勝とトロフィーを欲しているんだ」と想いを明かした。

G大阪への初合流は、ワールドカップ最終予選が終わってからとなる。韓国代表は1月25日にトルコ合宿を打ち上げてレバノンへ移動。27日にレバノン代表と戦い、2月1日に中立地のUAEでシリア代表と雌雄を決するスケジュールだ。このアウェー2連戦で2連勝を飾れば、文句なしでワールドカップ本大会出場が決まる。

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