Ｇ大阪の元日本代表ＭＦ今野泰幸（３２）が、天皇杯２連覇を猛烈に意識した。３１日は大阪・万博練習場での最終調整後に、元日の決勝浦和戦（味スタ）に向け、都内へ移動した。

今季はナビスコ杯、リーグチャンピオンシップ（ＣＳ）と決勝まで進みながら準優勝。あと１歩でタイトルを逃し続けている。

今野は「ここで負けてしまうと、ガックリしてしまう。どんな内容であれ、勝ちにこだわりたい。僕らは全部、決勝で負けている分を取り返したい」と力を込めた。

ゼロックス杯やＣＳ準決勝を含め、浦和とは今季５度目の対戦になる。１１月２８日のＣＳ準決勝では、延長激闘の末に３－１で勝利。今野は「意地と意地のぶつかり合いになる。少しのミスでも失点につながってしまう。我慢しながら戦う」と語った。