G大阪宇佐美が残留「ここにいる」結団式で言及 日刊スポーツ 1月18日(月)8時7分配信

今冬の海外移籍を封印したG大阪FW宇佐美貴史(23)が「挑戦」の1年にする。17日、吹田スタジアムでの結団式、大阪・吹田市内での必勝祈願に参加 し、残留決意について初言及した。「迷っていた。でも、ここにいる、ということを分かってもらいたい。このクラブにお世話になると決めた」。今季から使用 する約4万人収容の新本拠地を前に「魅了するプレーをして(観客を)満員にしてやる、という気持ちでやりたい」と奮い立った。

昨季は天皇杯を制したが、リーグ戦、ナビスコ杯でV逸。アジア王者を目指したACLも4強だった。個人的にシーズンを追うごとに疲労が蓄積し、不調に 陥った。前半戦は得点ランク首位を走りながら、失速。川崎Fの大久保にトップを譲り、3位に終わっただけにリベンジに燃えている。

「ACLに対しては優勝したいという気持ちをみんな持っている。得点王もそう。去年よりも(点を)取りたいし、アシストも増やしたい。(Jリーグで自分の存在を)圧倒的に大きくしていきたい。レベルアップしないといけない」

ただ、チーム始動日に「所信表明」した宇佐美が、今夏、海外移籍に再挑戦する可能性はある。「移籍をするためにサッカーをするわけじゃない」と断った上 で、一選手として「チャンスがあれば、いずれか(挑戦したい)という思いはある」とも口にした。まずは、目の前の1勝。そしてその先の夢へ。宇佐美の新 シーズンが幕を開ける。

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